【完成】巾着型バック２個目と私の反省…
先日完成した巾着型バックの２個目が完成しました
さて、１個目が完成していた時にお話ししていたこの作品について私が反省すべき点ですが…
生徒さんがこの作品を編みたいと言ったとき
以前 別の生徒さんが編んでいて とても可愛くできていたので 私も賛成しました
しかも 孫ちゃんと曾孫ちゃんに色違いで編みたい…とのことだったので
本の作品に使ってある糸を準備してあげました
実はこの生徒さんが 少し手首が痛いということを聞いていたんですが
さほど気にも留めずにいたんです
それがそもそもの間違いでして…
「手首が痛い…」ということをしっかり気に留めていれば この作品のしかもこの糸を選ぶべきではなかったのです
綿５０％ リネン５０％ の リネンナチュール…
４号かぎ針で しかもバックを編むので 少しきつめのゲージで編まなければ カチッとした作品には仕上がりません
生徒さんは昔の怪我の後遺症で手首が痛く、ずいぶんとリハビリにも通ったとのこと…
でも、冬場は特に痛みが増し かぎ針が握りにくく
さらに細くてリネンが入った糸はさらに編みにくい…
そのことをしっかり考慮してあげるべきでしたが
それを怠ってしまった私…大いに反省すべきところなんです
編みたい → 編みましょう → 糸は本の作品通り
それではいけなかったんです
生徒さんは手首の痛みをこらえ 次の教室の日まで 頑張って編んでこられました
でも 「先生、どうしてもうまく編めません…」と 少しがっかりした表情…
その時、本当に申し訳なかったと 反省した私です
孫ちゃん、曾孫ちゃんの喜ぶ顔を見たくて編み始められた作品で
ご本人に痛い思いをさせ、しかも、がっかりした表情をさせてしまったこと…
これでは私がモットーとしている「楽しく編み編み…」は無理ですよね
生徒さん一人一人の今の状況を把握しながら作品を選んであげることの大切さを痛感したしだいです
…で、この巾着型バックに関しては私が代理で編ませていただくことに…
作品自体も 編んでいて色々勉強になる作品でしたが
久しぶりに 沢山のことを想いながら完成した作品です
模様部分を少しアレンジしましたが、納得の作品になりました
小さなことでも 教える立場として生徒さんのことを想いやる講師でいたい…
小物ながらもこの作品から学んだことはとても大きく 私の心に残る作品になりました
では、２個お揃いでの写真も見てくださいね〜(^o^)
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